ピカリッジ5月のテーマは「恐竜」。
最終回の今日は化石と古生物学者について楽しいアクティビティをとおして学びました。
子どもたちが太古の地球や、生き物の進化の過程を考える際、恐竜や化石はとてもよい教材です。
最初に、化石って何?化石はどうやってできるの?というのをみんなに聞きながら確認していきます。
そして、その化石を見つける人=古生物学者 が、どのように化石を発掘するかを見ていきました。
今日は、みんなにも古生物学者になってもらいます!というと、みんなやる気満々。
もくもくと化石発掘の作業をしていきます。
古生物学者と同じように、慎重に少しずつ外していきます。
割れてしまったり、ひびが入ってしまった場合は、接着剤でくっつけていきます。
みんな化石に残った汚れまでキレイに取り除いてくれました。
次は、化石のレプリカ作りに挑戦!
恐竜の全体を復元したり研究する際や、博物館などで展示する際に化石のレプリカは作られています。
型をとって、流し込んで・・・・
3-4時間で固まります。
今日は最終日なので、お家で型を外すことにしました。
最後に、みんなで化石の発掘のムービーと、化石のクリーニングや型をとっているところの動画を見ました。
素材は異なりますが、レプリカ作りはそっくりで、今やったのと同じだね~、古生物学者ってこういうこともするんだね~という声が聞かれました。
出典:American Museum of Natural History
化石の発見・発掘・復元まではとても時間がかかりますが、古生物学者たちの努力によって昔の生き物や環境がどんどん分かってきているんだね、ということが肌で感じられたのではないかと思います。
恐竜は今日で終わりなので、最後に1回目から作ってきた恐竜や化石をジオラマのように並べました!みんなかなり恐竜博士になりました~。
夏休みの研究にもよさそうなので、またぜひワークショップなどで「恐竜」プログラムを実施してみたいなと思います。