本記事は、創造力と思考力を育むプログラム「ピカリッジ」のワークショップが開催された様子を記事にしたものです。
先週土曜日は久しぶりのピカリッジ ワークショップ。
今回は一番小さい子が3歳、上は小学生と幅広い子どもたちが参加してくれました。
寒い冬、動物たちはどう過ごすのかな?
「寝る」「冬眠する!」
他にも毛が生え変わったりする動物もいるよ、など話をした後で、実際に冬ごもりってどんな感じなのか体験。
最初は暗いから入りにくい子も、みんなが入るうちに、どんどん入ってくれました。
「狭い~!」「暗いね」「暑い」「落ち着く」「ここで寝たくない」
などの色々な意見が出ました。
その後は、冬ごもりする動物ってどんな動物か、ワークシートで記入して発表していきます。
まずは、ここにいる動物知ってる~?から始まり、冬眠するかどうか〇×をつけてもらいました。
ここで大事なのは、正解・不正解ではなくなぜそう思ったか。
ピカリッジでは、「なぜ?」「どうやって?」という質問をよくします。
これからの時代、知識や状況は変わってくることが多くあります。
冥王星が惑星ではなくなったり、人類の起源がアウストラロピテクスではなくなったり。
何を知ってるか、ではなく、どうしてそう思ったのか、そこから何を導き出せるのか、仮説と検証ができる思考力が問われています。
今回も、リスは口にいっぱい食べ物をためることができるから冬ごもりするんじゃない?とか、冬に見たことがないから冬ごもりするんじゃない?など、子どもたち自身が類推して、〇×をつけてくれました。
後半は、ねんどで冬眠する動物を作りました。
両手をつかって、こねたり、形をつくったり。
好きな動物をいくつか作る子もいれば、クマさんが冬眠するから、そのまわりに木をつくってあげよう、キノコを作ってあげよう、など創作意欲がどんどんわいてきて、1時間半のプログラムでしたが、あっという間でした。
最後は、できた動物を冬ごもりさせてあげました。
お家でも、絵本などを読んだり、動物の気持ちになってごっこ遊びしてみたりして、遊んでみてくださいね!
【冬ごもり・冬眠におススメの図書】
ひぐまのあき(絵本塾出版):Amazon
たのしいふゆごもり (福音館書店):Amazon
やまねのネンネ(BL出版):Amazon
10ぴきのかえるのふゆごもり(PHP研究所):Amazon
もりのふゆじたく(福音館書店):Amazon
Bear Snores On ※English:Amazon
From:「ピカリッジ」ウェブサイト
https://www.picaridge.com/