たくさんの動物たちがおうちとして使っている、「木」をテーマに学んでいきます。
1回目の今日は、木の樹洞(じゅどう)やうろいついて学びました。
教室には、段ボールで作った樹洞を用意し、みんな動物たちの気分になって入ってもらいました。
普段、家がある人間には想像しにくいですが、外で暮らしている動物たちにとっては、木の中は安全で、暖かく過ごすことができたり、食べ物を貯めておくのに最適な場所。
実際に入ってもらうと、
などの意見が出ました。
また、キツツキがつつくことによっても穴ができますね。
このようにできた穴は、ムササビやリス、フクロウ、アライグマなどが巣として使ったりします。穴は菌によって腐食がすすみ空洞化することで大きくなることもありますし、使いやすいように動物が広げることもあります。大きくなるとツキノワグマが冬眠する時にも使われます。
誰かが住まなくなると、他の動物が住むなんて、まるで賃貸マンション?のようですね。
今日は、みんなが住む家をつくる森の大工さん「キツツキ」を作りました。
キツツキが何を食べるのか、どうやって食べているのかをビデオで見て、生態や特徴を理解したら、実際に作っていきます。
アカゲラは羽の部分の模様がちょっと難しいですが、器用に作ってくれています。
作りながら色んな疑問が出てきます。
・インコとのクチバシの違いについて
自分はどう思うのか、なぜそう思うのかを聞いてみました。
正解をすぐ教えれば、知識として役立つ時もありますが、もし新たな発見で、今まで正しいと思っていたことが違ったら???
ピカリッジでは、疑問に対して100%答えを提供しません。ヒントを提供することもありますが、まずは子どもたちに考えてもらい、自分の言葉で発表してもらいます。
クラスの中ですべてを教えないので、気になって家で調べてくる子もいますし、実際に実物を見に行く子もいます。
そうやって自分で考えたことや経験したことは、正しい知識を簡単に得るよりも、多くのことを子どもたちにもたらします。
こちらはクロゲラを作ってくれた子の作品。
今日はみんな制作意欲がすごく沸いてどんどん作ってくれて、時間があまったので、キツツキさんのお家も紙袋で作ってもらいました。
できあがったら、楽しい遊びの時間!
段ボールの木のおうちに入って自分がきつつきになりきったり、紙袋で作った木のおうちで、お父さんとお母さんが食べ物を持ってきてあげたり、想像力豊かな遊びが繰り広げられました。
こちらは、虫やどんぐりを入れてくれました。
最後にお知らせです。
内容は、”おいしいケーキのひみつ” ですが、ケーキのトッピングやフルーツの話ではありません!おいしいケーキといえばやっぱりフワフワのスポンジですよね!
現状まだ空き枠ございます。前回は女の子が多かったですが。今回は女の子も男の子も参加される予定なので、ぜひぜひ男女問わずお申込みお待ちしています!
From:「ピカリッジ」ウェブサイト
https://www.picaridge.com/