丸い顔に、ぴんと立った小さな耳。今回は、軽量樹脂粘土で作る、ころんとした黒ねこを紹介します。頭と体の基本になるのは、黒い粘土の丸2つ。そこに耳・目・鼻・しっぽを足して、表情のあるキャラクターに仕上げます。
使う色は、基本色の白・黒・赤・黄色・青のうち、黒・黄色・赤の3色です。親子で顔の違いを楽しんだり、ハロウィンの小さな飾りにしたり。前回のおばけやかぼちゃキャラと並べても楽しめます。

粘土の黒ねこは、丸2つを土台に作ります
作り方は、頭と体を丸める → 体の底を平らにして重ねる → 耳と顔、しっぽを付けるという流れです。「丸2つ」は頭と体のこと。耳などの小さなパーツには、別に少量の粘土を取り分けておきます。
倒れにくくするポイントは、体を少し大きめ・低めに作り、底を平らにすること。頭をのせる前に体だけで立つか確認すると、あとから直す手間を減らせます。

用意するもの
- 黒い軽量樹脂粘土:頭・体・耳・しっぽ・目の中心用
- 黄色の軽量樹脂粘土:目用に少量
- 赤い軽量樹脂粘土:鼻用に少量
- 清潔な作業マット、手を拭くタオル、保管用の袋
黄色や赤に黒い粘土が付かないよう、色を替えるときは手と作業面を確認します。使わない粘土は、その都度袋に戻しておきましょう。
子どもと作る場合は、粘土の対象年齢と製品表示を確認してください。目や鼻などの小さなパーツは、大人が管理し、口に入れないようそばで見守ります。
作り方1|頭と体の丸を作る
まず黒い粘土を、耳2つ、しっぽ、目の中心に使う分だけ取り分けます。残りを頭用と体用に分け、体用を少し多めにします。
両手のひらでやさしく転がし、それぞれ丸に整えます。頭と体を並べてみて、体が頭より少し大きいくらいから始めると、安定させやすくなります。大きさをぴったり測る必要はありません。
作り方2|底を平らにして、頭を重ねる
体用の丸をマットに置き、上からそっと押して底を平らにします。細長く伸ばさず、少し低めの形にしましょう。指を離してもぐらつかないか、ここで確認します。
体の上側も軽く整え、頭を中心にのせて接する部分をやさしく押さえます。前や横へ傾いていたら、柔らかいうちに位置を調整してください。頭を押しつぶすほど強く押す必要はありません。
接する面が乾いて付かない場合は、使っている粘土の説明に従って接着方法を確認します。水や接着剤を使えるかどうかは、製品によって異なります。
作り方3|小さな三角の耳を付ける
耳用の黒い粘土を同じくらいの大きさに2つ分けて丸め、少し平らにします。指で3つの角を整えて、厚みのある小さな三角にしましょう。先端を細くしすぎないのがコツです。
頭の左右に耳を置き、根元を軽く押さえて付けます。耳の向きが少し違っていても、首をかしげているような、その子らしい雰囲気になります。
作り方4|黄色い目と赤い鼻を付ける
手に黒い粘土が残っていないか確認してから、黄色を小さく2つ丸めます。指で軽く押して平らな丸にし、顔へ置きましょう。目を少し離すと、のんびりした表情になります。
黄色い目の上に、さらに小さく丸めた黒い粘土を重ねます。真ん中に置けば正面を見る顔に、左右どちらかへ寄せれば何かを見つけた顔になります。
鼻は、赤い粘土をごく少量使います。小さな丸を少し平らにして三角に整え、目と目の間より少し下へ付けます。難しければ丸い鼻でも大丈夫。口やひげを付けなくても、耳と目でねこらしさが出ます。
作り方5|太めのしっぽを添える
黒い粘土を短い棒に伸ばして、ゆるく曲げます。体の下の方へ根元を付け、残りはマットに沿わせるように置きましょう。細く長く伸ばすより、短く太めにすると扱いやすくなります。
最後に全体の傾きを確認して完成です。乾燥中は細いパーツを触らず、乾燥時間や置き方は製品表示に従ってください。
うまくいかないときの調整方法
Q.頭をのせると倒れてしまいます。
まず頭が体の中心にあるか確認します。それでも不安定なら、体を低くして底を広げるか、頭を少し小さくしてみてください。しっぽだけで支えようとせず、頭と体のバランスから整えます。
Q.左右の目の大きさがそろいません。
顔に付ける前に、黄色い丸をマットの上で並べて比べます。大きい方から少し粘土を取り、小さい方へ足すと調整できます。左右が完全に同じでなくても、手作りらしい表情を楽しめます。
Q.鼻や目が小さくて作りにくいです。
最初の作品は、頭を少し大きめに作ると顔のパーツも扱いやすくなります。その場合は体も大きくして、安定を確認してください。親子で作るなら、体を子ども、細かなパーツを大人が担当してもよいでしょう。
親子で「何を見ているねこ?」を考えてみよう
完成したら、ねこに名前を付けたり、視線の先に何があるか話したりしてみませんか。「おばけを見つけたのかな?」「おやつを待っているのかな?」と、表情から小さなお話を作れます。
作品を並べるときは、目の向きや耳の角度を変えるだけでも違いが出ます。同じ手順から生まれる、それぞれの黒ねこを楽しんでください。
次の作品づくりも、ねんどラボで
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